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2011.11.22 Tuesday

外はすっかり雪に覆われています。今週いっぱい降り続くとのことでおそらくこれで根雪になってしまうのでしょう。まだ予定している工事や片付け、すべて終わっていないのですが…。
さて明日いよいよ薪ストーブがやってきます。昨年新館を建設する際に薪ストーブ導入を計画しましたが、準備不足もあり断念した経緯があります。そして次の冬に稼働することを目標に雪が解けてから薪を集めはじめました。しかしどのくらいいるか、どのように調達するか全く分からず、近所の倒木などをいただいてはただ積み上げていました。夏の繁忙期を迎え忙しさにかまけて放置していたツケが秋口に回ってきた格好で9月の業者イベントに参加して以降あわただしく準備に取り掛かりました。

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かいた人:, カテゴリ:薪ストーブ, 04:14
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2011.09.19 Monday
昨日新館に入れる薪ストーブを見に札幌のイベントに行ってきました。昨年新館を建設するときにぜひ入れたかったものです。というのも現在の暖房に不安を抱いていたからに他なりません。
現在使用している暖房システムはすべて電気がなければ動きません。そりゃ真冬に停電になってもすぐ凍えるわけではないし、復旧作業をする体制も整っていることでしょう。しかし万が一何日も停電になることがあったら一大事です。しかも灯油は高くなり続け下がる気配は一向にありません。加えて今回の震災のような大規模な災害が起こった場合、成す術がないというのは困りものです。
そこで薪ストーブが浮かびました。薪なら農家さんの納屋の解体廃材でも間伐材でも手に入れることができます。少しいいものを導入するとそれなりの値段になりますが、薪が手に入るのであれば北海道の暖房を考えると5年もすれば元が取れます。すでに昨年納屋を解体した廃材をキープしていましたし、春から切った木をいただいたりもしていました。
お客様の動きも落ち着いてきたので昨年いろいろとお話を伺った業者さんにメールしたところ、この連休に展示会があり特価で販売するとのことでした。そこで昨日はお客様の出発・見送りはおかみに任せて出かけてみることにしたわけです。
110918薪ストーブ・札幌ばんけいスキー場お目当てのストーブの現品特価品は残念ながら売れてしまったのですが、新品でもかなり安くしていただけるとのことだったので導入する方向で見積もりと設計をお願いしました。実際にはストーブ本体もさることながら煙突などの部品も高価なのですが、昨年見積もりしていて大体の目安がついています。またできる限り自分で組み立て安く済ませることをしました。気になっていた、子供が触らないようにするためのストーブガードも見させてもらってしっかりしたものであることを確認してきましたし、初めてのことなので不安な部分が多々あり、しかしお話を直接聞 くことができたのでかなり解消できました。
薪の製材や間伐用に昨年チェンソーを購入していたのですが、丸太を割るための斧は用意していませんでした。イベント会場ではいろいろな斧の展示や試割もしていたのでアドバイスをいただいてこれも購入し持ち帰ってきました。いよいよ薪ストーブを入れるのだなぁと実感がわいてきました。で早速試し割り。
110919斧の試し割りヘッドと呼ばれる金属の部分は1.5kgと軽めのものですが、振り下ろすときのコントロールがしやすくてかえって使いやすいです。イチイの木の丸太を割ってみましたが、一撃で簡単に割れました。なかなか面白いです。できたものを見るとちゃんと薪になっていてこれを自分が作ったんだなぁって実感がわいてきます。しかし感慨に浸ってばかりもいられません。冬は刻々と近づいてくるわけでどんどん作らないと雪が降ってからではいろいろと面倒です。貯薪場から宿敷地へ廃材を運び込んだり設置するための炉台も用意したりとやらなければならないこと山積です。ともあれ楽しい、うれしい忙しさがまたひとつ増えました。

かいた人:, カテゴリ:薪ストーブ, 15:14
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2010.11.08 Monday
当宿の暖房は灯油ストーブとオイルヒーターを使用しています。スイッチひとつで簡単に暖が取れるのは大変便利なのですが、基本的に電気がないと動かないものばかりです。もし真冬に停電になってしまったら…しっかり断熱された建物ですからそう簡単には冷え切ることはないし、そのうち復旧するだろうとは思うのですが、やはり心配です。宿が開業してからずっと電気以外のエネルギーを利用した暖房を考えていました。例えばガスを利用したコジェネとか太陽光・風力などで電力を賄うなど手はいろいろあるでしょう。しかしもっと簡単に「火」を使って、モノを燃やして暖をとる、薪ストーブが候補に挙がりました。近所に煙をあまり気にしなくていい環境、薪自体も近くに山があり手に入りやすい、納屋などの解体で建築廃材を炊く手もある。現に近所の納屋が老朽化のため解体されることになり廃棄するくらいならと譲ってもらえることになりました。薪として利用するとかなりの期間利用できそうな量です。
今回の新築は間仕切りがない吹き抜けタイプの家となるため一般的な据え置き型灯油ストーブならば2,3台が必要。できるだけランニングコストを押さえて発熱量もしっかり取れるものはもはや薪ストーブしか考えられません。おまけですが雰囲気もあるし煮物やオーブンなどの料理にも使えるしね。しかしここで重要なことは私が薪ストーブについて全く知識のないずぶの素人だということです。ホームセンターで売っている薪ストーブを買ってきて煙突もちょこちょこっと繋ぎさえすればいいと思っていました。
さて薪ストーブといってもピンキリです。薄い鉄板で作った柱時計型から何百キロもある鋳鉄製輸入ストーブまで色々とあります。性能や形、給薪方法など様々でカタログをいただいてきてはどれがいいか眺めていました。輸入ストーブになるとかなりの高額でそのことばかり気を取られていました。しかしその能力を生かすも殺すも実は煙突にかかっているのです。加えていろいろな制限があることも知りました。先日旭川の輸入ストーブ施工業者さんにお話を聞きに行ってきましたが、知らないことばかりでした。というよりもカタログにちゃんと書いてあるのです。アホですね。
たとえば煙突の長さ。縦に4m以上は必要です。煙突は燃焼ガス(いわゆる煙です)を外に放出する役目がありますが、強制的に排出するファンなどはなく熱により発生する上昇気流で排煙させます。そのためには最低これくらいの長さが必要だそうです。またストーブ本体から横に煙突を引く必要があるときはその長さを1m以内に、また横の長さに対して3〜4倍の縦煙突の長さが必要とされています。
排煙口の位置も決まりがあって屋根より高い位置に出さなければならない。屋根の形状にもよりますが、うちの場合は勾配屋根なので屋根に出た位置から最低高さ90cm以上、また排煙口から3m以内に棟がある場合は棟高さからさらに60cm以上のところに出さなければなりません。またあまり長過ぎても強風で倒れたりすることもあり1.5m以上にすることもできません。周りに木があれば乱気流が発生することもあり排煙口にも工夫が要ります。
それと上昇気流を発生させるためには煙の温度が下がらないようにしてやる必要もあり断熱性が高いものが要求されます。この煙突が高くて例えば1m4万円もします。だから煙突を設置すると実はストーブ本体と同等、もしくはその数倍にもなることもわかりました。
灯油ストーブ数台で暖を賄うのか、先行投資が大きくても将来性を考えて薪ストーブでいくのか。とりあえず業者からの見積もりを待っているところです。また書きますね。
かいた人:, カテゴリ:薪ストーブ, 23:46
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