- 2018.07.21 Saturday
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雨竜沼への道
かねてからお知らせの通り、雨竜沼ゲートパークへの町道は大雨により一部が崩落しており、登山は出来ない状態が続いています。
多くの方から問い合わせを頂いておりますが、復旧の目処は立っておりません。
現状はどんな状態なのか・・自分たちの目で確かめに行ってきました。
宿からおよそ10km、暑寒ダムに到着です。
折角なので立ち寄ります。
暑寒恵岱岳が良く見えます。山頂あたりの雪解けはかなり進んだようです。湖はほぼ満水。今の時期には珍しい事です。
この水が雨竜の田畑を潤して、美味しいお米やメロンを育ててくれます。
湖の周囲はモニュメントや慰霊碑もあり、かなり手入れされています。
東屋やベンチ、トイレもありちょっと涼みに来るのに良さそう。
ダムまでは完全舗装路で、何も問題はありませんでした。
さてこの先は。
ダートと簡易舗装の道をうねうねと走り抜け、ここで行き止まりです。
ダムのすぐ横で斜面が少し崩れてブルーシートがかかった箇所があった以外は、特に道路の傷みも見受けられず、車の走行には何ら問題はありませんでした。ゲートパークまであと少しなのに、残念。
帰路は車をゆっくり走らせ、昔の電柱を沢山見つけました。
この辺りには昭和40年代まで集落があり、多くの人々が暮らしていたのです。
あった!
プレートが付いていなかったら、かなり分かりにくいかも。
もう森の一部の様に周囲に紛れています。
今はこの下の川上という地区までしか、電気は来ていません。
かつてここで生活が営まれていた証拠です。
登山客の往来がない、今だからこそ発見出来ました。
狭い林道の中なので、前後に車がいないかどうか気をつけながらの探索です。
自分たちの住んでいる辺りとか田畑、商店や学校、役場などを雨竜町と思ってしまいがちですが、ここも雨竜なんだなぁ。
人知れず立ち続けるかつての電柱も、人が訪れず静寂に包まれているであろう湿原も。熊や鹿が走り回っているであろう里山も。
この土地に来て10年が経ちましたが、もっと雨竜の事を知りたいなと改めて思いました。
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